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2016年度公務員試験受験者体験記

公務員試験受験の経験に基づいて、公務員試験の勉強法やコツ、オススメの参考書を紹介しています

公務員試験の勉強はいつから始めるべきか?

2016年に発売された本ですが、そこまで年度で内容が変わるものでもありません。

公務員試験 現職人事が書いた「公務員になりたい人へ」の本 2018年度

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公務員の仕事入門ブック 29年度試験対応 (受験ジャーナル特別企画2)

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公務員試験の勉強を始めるのは大学3年生の春からでよい

あくまで私見ではありますが、「公務員試験の勉強はいつから始めるべきか?」と聞かれると、私は公務員試験の勉強を始めるのは大学3年生になってからでよいと考えます。それが国家総合職試験のような難易度の高い公務員試験であってもです。

確かに、公務員試験は科目も多く、勉強する範囲は膨大です。
しかしながら、他の記事でも何度も言及しているように、公務員試験は100点を取る試験ではありません。公務員試験受験者の母体の中で、相対的に優秀な成績を収めればそれで足ります。それに必要な時間は1年で十分であると私は思います。

長く公務員試験勉強をしても点が伸び続ける訳ではない

そもそも、公務員試験勉強を早く始めて、勉強に長い時間を掛けても、それに比例して点が伸びていくわけではありません。50点を80点にするのは簡単ですが、80点を90点にするのは厳しい……当たり前といえば当たり前の話ですが、公務員試験においては範囲が広いだけによりそれが当てはまるように感じます。

公務員試験は出題範囲が広いため、頻出分野を終わらせてしまった人がさらに点を伸ばしたいと望んだ場合、マイナーな論点の勉強を始めざるを得ません。
しかし当然そんなマイナーな論点は出題されないことの方が遥かに多いです。そうすると、確かに勉強時間は費やしているけれども、成果はゼロ…ということにもなります。

あと、これは私の勉強の仕方の問題かもしれませんが、1年も勉強してるとテキストを何周も何周もすることになるので、解く問題が無くなります。そういう意味でも勉強がどんどんしづらくなってきてしまって、点も伸びなくなっていきます。

大学3年生の冬からでも間に合うか?

一部の特殊な職種(外務専門職など)や国家総合職といったような職種である場合、自らに何らかのアドバンテージ(例:外国語が堪能・法学部かつ法律が得意等)がないと、大学3年生の冬からだと厳しいかもしれません。

ただ、それ以外の職種であればスケジュールにもよりますがまだまだ間に合う範囲だと思います。もちろん、勉強を長時間みっちりこなしていく力と、効率よく勉強を進める力が求められてくることにはなりますけれど。

では大学3年生まではどうするべきか?

真剣に公務員試験勉強に打ち込めるように準備する

まず当たり前ですが大学の単位はちゃんと取りましょう。
大学3年生の1年を公務員試験勉強に充てるつもりならば、取れるだけの単位を取っておいたほうが良いです。少なくとも大学3年生の後期には必修以外の授業を入れなくても卒業には問題ないくらいの単位は欲しいです。

もちろん成績も良いに越したことはないです。公務員試験の合否には影響しませんけれど。

TOEIC等は大学3年生までに準備しておく

komuin2016.hatenablog.com

民間ではもちろんですが、公務員試験においても英語能力は評価の対象になっています。ただ、TOEIC等の勉強は公務員試験の合格には直結しない勉強ですので、やるとするなら大学3年生になるまでの間に力をつけておきたいところです。

もちろん、サークルやボランティアなどの活動も充実させる

私個人的には就活のためにボランティアをする、何か活動をする…というのは好きではないんですが、実際問題としてやはりこれらの経験は人物試験において求められてきます。これらは直前期にはできないことですので、それまでに取り組んでおく必要があります。

当たり前ですが、「アルバイトでバイトリーダーやっていました」「サークルの代表をしていました」「災害ボランティア活動をしました」というだけでは何の意味もありません。
もちろんそんなことは人事の人は聞き飽きているということもありますが、これらの活動からわかるのは、あなたが少々やる気のある人間であるということだけです。

あなたがどんな能力を持っているのか、あるいはどんな魅力があるのか、公務員としてのの適性はあるのかというのを判断するための人物試験です。自分の持っている能力や魅力をアピールできるように、それらの力を発揮できるような活動をするべきです。

たかだか30分話しただけではその人の能力や魅力は理解しきれませんが、それまでの人生で何をしてきたのかというエピソードがあれば、理解しやすくなります。いわゆるコンピテンシーという形の評価方法ですが、公務員試験の人物試験でも活用されています。

大学1~2年生の間の法学部生の力試し『法学検定』

とはいえ不安なので早めに勉強しておきたい!という人もいると思います。そこでとりあえずの勉強の目標としてオススメしておきたいのが「法学検定」です。

法学検定試験は、法学検定試験委員会が実施している検定試験で、年1度試験が実施されています。難易度は三段階用意されており、最も易しい「ベーシックコース」は法学部1年次~2年次を対象にしています。

ベーシックコースの試験科目は法学入門・憲法民法・刑法と正直微妙な感じではありますが、試験形式は択一マークシートです。また難易度的にも高くはなく、基礎中の基礎を問うてくる試験になっています。

もう一つ上のスタンダードコースになると行政法を追加で選択でき、難易度もかなり上がります。大学2年生の段階でこのコースの合格点を取れるようであれば、かなり勉強は順調と言えるのではないでしょうか。

法学検定試験委員会からは公式の問題集が出版されており、問題の多くはこの問題集から使いまわしで出題されます。解説もしっかりと付いていますが、いわゆるレジュメは用意されていないため、初学者がいきなり使うのは厳しいかもしれません。

2017年法学検定試験問題集ベーシック〈基礎〉コース

2017年法学検定試験問題集ベーシック〈基礎〉コース

 
2017年法学検定試験問題集スタンダード〈中級〉コース

2017年法学検定試験問題集スタンダード〈中級〉コース

 

勉強意欲のある人にはオススメしておきます。

おわりに、公務員試験を考えている人たちへ

以上、私なりの考え方ですが、公務員試験の勉強はいつから始めるべきかという質問に対しての回答をまとめてみました。

公務員試験の勉強は確かに大変なものです。しかしながら、計画を立ててキチンとこなしていけば、公務員試験自体の難易度は高いものではありません。

とはいえ、その「キチンとこなす」ことが難しいのです。春に勉強を始めても、夏にはもう3分の1くらいの人は諦めてしまっていたりします。そうなってしまうと、時間も、場合によってはお金も無駄にしてしまうことになります。

まだどうするか迷っている人はしっかりと情報を集めて(本だけではなく先輩を頼る等)考えて、公務員を目指すと決めたのならば覚悟を決めて、頑張って欲しいと思います。

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